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2006年 05月 07日
レッスン日誌の前に、今朝開きたての、このバラを。
雨に濡れたイングリッシュローズ、メアリー・マグダレンです。 薄い、淡い花びらがすごく繊細で美しいこのバラ、 「桃の缶詰」みたいな、甘くてフルーティな香りがします。 メアリー・マグダレン...「マグダラのマリア」という名前。 先日観に行った「プラド美術館展」で、アントリーネスの描いた 《マグダラのマリアの被昇天》という絵がとてもステキでした。 空の青や着衣の青が、すごく綺麗で。 天使なのか、娼婦なのか、罪の女なのか、聖女なのか。 諸説ある女性の名前がついた、このお花。 すごく魅力的。 ******** さて、昨日のレッスン日誌。 実はまた、鼻風邪を拾ってしまって、加えてこの時期恒例の何らかの アレルギーで、両鼻詰まりっぱなしで練習不足。 ・Andersen Etude Op.21より 11番 H-dur もういい加減仕上げたい、この11番ですが... ミス連発で再履修(T.T)。 「音は良く鳴ってるんだけど、もっとたくさん練習して 曲に慣れてきてね」 ・C.ライネッケ フルートコンチェルト op.283より1楽章 新曲です。 バッハのソナタが終わって、「何かのびのび楽しく吹けそうな曲がいいな〜」と、リクエストしたら、コレになりました。 オーケストラ伴奏付き、正調ロマン派の豪華で甘甘スゥィートな協奏曲。 パート譜が旧版と改訂版の2種類、付いてます。 とりあえず旧版から。 譜読みが出来てなくて、しょっぱなからボロボロ(T.T)。 師匠も諦めて(^^;)、ライネッケにまつわるお話をしてくださることに。 「今は、ライネッケの曲自体もあんまり有名ではないけど、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの指揮者、音楽院の教授として ヨーロッパの音楽界の最高権力者だった。 威張ってるばっかりじゃなくて、若い才能を見つけて育てるのが上手で、 ブラームスやショパンなんかも、ライネッケが紹介したそう。」 このコンチェルトの、イントロ部分の旋律は、ショパンのピアノソナタの メロディを紹介したスタイルになってます。 バレエのグラン・パ・ド・ドゥの音楽みたいに、優雅なこの1楽章。 楽しく吹けるように頑張ろっと.... ...風邪が治ったら(^^;)。 ******* 久しぶりの雨の日。 2にゃん達も、今日は、しずかにお昼寝中。
by sirenejp
| 2006-05-07 15:09
| Flute
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